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【気象庁発表】2026年8月にかけて全国的に高温見通し|建設現場が今すぐ備えるべき3つのこと

「来月の現場は暑さでどこまで工程に影響が出るのか」——気象庁は2026年7月16日、最新の1か月予報を発表し、7月18日から8月17日にかけて全国的に気温が高く、特に期間の前半はかなりの高温になるとの見通しを示しました。あわせて発表された3か月予報でも、8月は平年より高温になる可能性が高いとされています。本記事では気象庁の公式発表をもとに、建設現場が今のうちに備えておくべきポイントを整理します。

目次

気象庁1か月予報(2026年7月16日発表)の内容

気象庁が2026年7月16日14時30分に発表した全国1か月予報(対象期間:7月18日〜8月17日)では、「北・東・西日本では、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み」と、特に注意を要する事項として明記されています。関東甲信地方向けの解説資料では、平均気温が「平年より高い」となる確率が60%とされ、向こう1か月を通じて暖かい空気に覆われやすい状態が続くと分析されています。週別に見ると、7月18〜24日・7月25〜31日の平均気温は「高い」確率が70%、8月1〜14日も「高い」確率が50%と、期間全体で高温傾向が続く見通しが示されています(出典:気象庁 季節予報)。

実際、発表直前の実況(7月9〜15日)では関東甲信地方の平均気温が平年より+2.5℃高く、日照時間も平年比145%と、すでに高温・多照の状態が続いていたことが解説資料からも読み取れます。

真夏の強い日差しの中で作業する建設現場のイメージ写真
気象庁は7月後半から8月前半にかけて「かなりの高温」を予想している(イメージ)

なぜ「気温がかなり高い」予想になっているのか

気象庁の数値予報モデルによる分析では、太平洋高気圧が日本付近で勢力を強めやすく、暖かい空気が流れ込みやすい状態が続くことが主な要因とされています。沖縄・奄美では期間前半に太平洋高気圧に覆われやすく、北日本では日本海側を中心に前線や低気圧の影響を受けやすい一方、全国的には気温が平年を上回る状態が続くという見立てです。降水量・日照時間については「ほぼ平年並みの見込み」とされており、極端な長雨リスクよりも、まとまった晴天と高温が続くリスクへの注意が呼びかけられています。

8〜10月の3か月予報も「高温傾向」

気象庁は3か月予報(8〜10月)も発表しており、8月は平年よりも高温になる可能性が高いとして、引き続き十分な熱中症対策を呼びかけています。一部報道では「去年より残暑は和らぐ可能性がある」との見方も伝えられていますが、平年と比べればなお高温傾向が続く見通しであることに変わりはありません。夏場の工程を長めのスパンで計画している会社は、8月後半から9月にかけての作業計画にも暑さ対策を織り込んでおく必要があります。

夏空と建設クレーンのイメージ写真
長めのスパンでの工程計画にも高温見通しを織り込む必要がある(イメージ)

建設現場が今すぐ備えるべき3つのこと

①WBGT値に基づく作業時間の見直し
気象庁・環境省の暑さ指数(WBGT)予測を日次で確認し、28度を超える時間帯の作業計画(休憩頻度・作業時間の短縮)をあらかじめ決めておきます。1か月予報で高温が続くと分かっている以上、当日判断ではなく事前に運用ルールを固めておくことが重要です。

②現場支給品の在庫・冷凍環境の確認
保冷剤式のアイスベストやネッククーラーを支給する場合、真夏には保冷剤の交換頻度が想定より高くなります。予備の保冷剤・冷凍スペースの確保など、運用面の準備を今のうちに済ませておきましょう。具体的なグッズの選び方は別記事(下記リンク)でも整理しています。

③工程の前倒し・時間帯シフトの検討
高温が続くと分かっている期間については、屋外作業を早朝や夕方にシフトする、屋内作業を日中に回すといった工程の組み替えを検討する余地があります。1か月予報は原則毎週更新されるため、気象庁公式サイトで最新情報を確認しながら、直近の工程に反映させる運用をおすすめします。

夕暮れの建設現場に沈む太陽のイメージ写真
工程の時間帯シフトも高温対策の選択肢のひとつ(イメージ)

気象庁の情報を追う際のポイント

気象庁の1か月予報は原則毎週木曜日に更新され、公式サイト「季節予報」ページから全国・地方別に無料で確認できます。週間天気予報(1週間先まで)、2週間気温予報、1か月予報、3か月予報、暖候期予報と、予報の対象期間ごとに複数の情報が公開されているため、日々の作業判断には週間天気予報、月単位の工程計画には1か月予報・3か月予報を使い分けるのがおすすめです。

予報の種類対象期間更新頻度工程管理での使い道
週間天気予報1週間先まで毎日日々の作業判断
2週間気温予報2週間先まで毎日短期の人員配置調整
1か月予報1か月先まで毎週木曜月単位の工程計画
3か月予報3か月先まで毎月季節をまたぐ工程の見通し
暖候期予報夏季全体年1回(2月頃)年間の資材・人員計画

まとめ

  • 気象庁の1か月予報(7/16発表)は、7月後半〜8月前半にかけて全国的に「かなりの高温」を予想している
  • 太平洋高気圧の勢力が強まりやすいことが高温傾向の主な要因
  • 8〜10月の3か月予報でも8月は高温傾向が続く見通し
  • WBGT運用ルールの事前決定、支給品の在庫・冷凍環境の確認、工程の時間帯シフト検討の3点を早めに進めることが重要

気象庁の予報は毎週更新されるため、最新の発表内容は公式サイトで随時確認してください。現場支給品の具体的な選び方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

【2026年最新版】建設現場の熱中症対策グッズ10選

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よくある質問

Q: 気象庁の1か月予報はどこで確認できますか?

気象庁公式サイトの「季節予報」ページ(jma.go.jp/bosai/season/)で、全国・地方別の1か月予報・3か月予報・暖候期予報を無料で確認できます。1か月予報は原則毎週木曜日に更新されます。

Q: 今年の残暑はいつまで続きますか?

気象庁が発表した3か月予報(8〜10月)では、8月は平年より高温になる可能性が高いとされています。去年より残暑が和らぐ可能性はあるものの、引き続き熱中症対策が必要な期間が続く見込みです。最新情報は気象庁公式サイトで随時更新されるため、工程計画には直近の発表を確認することをおすすめします。

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この記事を書いた人

建設業許可(一般・特定)の新規取得・更新・業種追加から変更届・廃業届まで幅広い申請実務に精通した許可申請の専門家。国土交通省の法改正情報を継続的に追跡し、都道府県ごとの審査基準の違いや落とし穴を解説。経営事項審査(経審)・入札参加資格・財産的基礎要件の確認方法など、中小建設会社が直面する許可維持の課題に対応した情報を提供している。

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